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153 :名無しさん@ピンキー :03/04/16 03:18 ID:3DzcObhZ
「はぁ…はぁ……はっ」
 声を抑えて、右手で必死にペニスを擦る。
 学校のトイレの個室。こんな所でなにをしてるんだろうと思う。でも、しょ
うがない。こうして処理しないと、授業中だろうがなんだろうがお構いなしに
勃起してしまうのだから。
 あの注射をされてから、一人でいるときはオナニーばかりしているような気
がする。しないと勝手に勃起してしまう間隔も、だんだん短くなっている。こ
のままいくと、ひょっとしたら四六時中自慰をしていなくていけなくなるかも
しれない。
「なんで……こんなことになっちゃったんだろ……こんなになるんだったら、
小さいままのほうがよかった……」
 情けなくて、涙が出てしまう。シンジは涙を流しながら、休み時間中に射精
するために右手を動かし続けた。

「碇君」
 放課後。どうにか無事に授業を終えて急いで家に帰ろうとしていたシンジは、
声を掛けられて振り返った。
「委員長?」
 見ると、学級委員の洞木ヒカリが立っている。腰に手を当てて、なんだか怒っ
ているようにも見えた。
「ちょっといい?」
 普段なら簡単に「うん、いいよ」と言えるのだが、今はまずい。いつのまた、
ペニスが勃起してしまうかも分からない。
「あ、あのさ、僕、ちょっと用事があって、すぐに帰らないといけないんだけ
ど……」
 なれない嘘をついてみるが、
「いいから、きてっ!」
 ヒカリはシンジの腕を掴み、強引に教室の外に連れ出した
163 :名無しさん@ピンキー :03/04/16 16:38 ID:3DzcObhZ
 連れてこられたのは、体育館の裏だった。ヒカリの怒りは、もう気のせいで
はなく。シンジは呼び出されたいじめられっ子のような気分になる。
 眼前に仁王立ちになって、ヒカリが口を開く。
「碇君、アスカになにしたの?」
「ええっ、な、なにって……別になにも……」
 核心を突かれて、シンジは悲鳴を上げそうになった。しかしまさか、自慰を
しているところを、しかも射精の瞬間を二度も見られたとは言えない。
「うそっ! アスカはなにも言わないけど、女の子があんなに思い詰めるなん
て、好きな男の子のこと以外無いんだから」
 断言されて、シンジは後ずさった。
 と、局部が、むくりと起きあがるのが分かった。
(あぁ、アスカに見られたときのことなんか思い出すから……)
 鎮まれ、鎮まれと念じてみるが、まったくの逆効果でペニスはその大きさを
増していく。どうしてこんなままならないものを与えられたのだろうかと、シ
ンジは神を呪いたくなった。
 ついには完全に勃起して、ズボンを下から突き上げた。
「い、碇君…あなた……」

164 :名無しさん@ピンキー :03/04/16 16:38 ID:3DzcObhZ
 ヒカリは驚きで目を見開いて、絶句している。彼女が息を吸う音が聞こえて――
「ま、待って、これにはわけがあるんだ!」
 シンジは慌てて、こんなことになってしまっている理由をヒカリに説明した。
こんなところで叫び声を上げられたら、明日から学校中で変質者扱いされるこ
とになりかねない。
 こうなってしまったらしかたがないので、アスカに見られたこともすべて告
白する。
「そ、そうだったの……」
 ヒカリの表情は、信じられないといった感じだ。シンジ自身、まだこの事実
を受け入れられていないのだから無理もない。
「分かってくれた? じゃあ、僕、帰るね」
 シンジは、ヒカリに背を向けた。帰る前に、またトレイに寄って処理しなく
てはいけないだろう。それを思うと、鬱になる。
「ま、待って」
「え、なに?」
 呼び止められて振り替える。
 ヒカリは躊躇いを見せてから。
「あ、あの私が手伝ってあげようか?」
179 :名無しさん@ピンキー :03/04/17 16:56 ID:i6axxTIj
「ええっ!?」
 シンジは驚いて、声を上げてしまう。なにを言ってるんだろう。信じられな
い。
「だって、ほら、一人でするよりは、その方が、その――いいんでしょ? こ
んなになっちゃったのは、私にも責任があるし」
「い、いいよ、そんなの。自分でできるから」
 両手を顔の位置に挙げて、首を振るが、
「ううん、手伝わせて。だって私、学級委員なんだから、クラスの子が困って
たら助けてあげるのは当然でしょ」
 ヒカリは責任感に火が点いてしまったみたいで、シンジに歩み寄ってくる。
「だ、だめだよ。そんなことさせたら、トウジに怒られちゃうよ」
「なっ、なんで、鈴原が出てくるの!? 関係ないでしょ」
 シンジはヒカリとの距離を取ろうと後ろに下がりながら言ったが、彼女は顔
を真っ赤にして歩みを早めた。
 その剣幕に押されて、シンジは小石につまずいて後ろ向きに倒れてしまう。
「あ――痛っ」
 そこへすかさず、ヒカリが覆い被さってくる。
「いい、碇君。私は碇君の苦しさを取り除いてあげるだけなんだからね。怪我
の手当と同じなんだから、変な風に考えちゃだめよ」
(そ、そんなの無理だよ)
 そんな割り切った考え方なんて、できるはずがない。
 ズボンのチャックが下ろされて、ヒカリの手がズボンの中――ブリーフの脇
に差し入れられ、シンジの性器が外へ出される。
 窮屈な思いをしていたペニスは、嬉々としてヒカリの眼前にそそり立った。
「す、すごい……」
 ヒカリは目を丸くした。
「男の子って、みんなこんなに大きいの……?」
「わ、分からないよ……」
 そう答えるが、たぶん違うと思う。いくらなんでも、これは大きすぎる。

180 :名無しさん@ピンキー :03/04/17 16:57 ID:i6axxTIj
 ヒカリの細い指が、シンジのペニスを掴んだ。
「こう?」
 上下にゆっくり動かし始める。
「気持ちいいの?」
「うん……」
 多少もどかしくはあるが、十分気持ちいい。
「熱いね…碇君のここ……」
 一定のスピードで、ヒカリの手は動かされる。
 学校の敷地内、晴れ渡った空の下でクラスメートに性器をしごきたてられて
いる。その異常さが、快感を高めている気がした。
「あ、あの、もうすこし強くしてくれると……」
 気持ちいいことは気持ちいいのだが、ヒカリの優しい触り方では射精までい
き着けそうにない。
「え、そうなの。これくらい?」
 ヒカリが手の握りを強め、早さも上げる。が、
「あぁっ…も、もっと、強くしてくれていいよ」
 まだ刺激が弱い。
「ほんと? だいじょうぶなの?」
「うん、だいじょぶだから」
 心配そうに聞くヒカリに、シンジは頷いた。
 ヒカリはおそらく精一杯の力でペニスを握り、できる限りの早さで上下に擦
った。
「あぁ、うぅぅっ」
 シンジの口から嬌声が漏れる。これなら、すぐに射精できそうだ。
「ねえ、こうしたらもっといい?」
 不意にヒカリが言って、ペニスに口を付けた。

181 :名無しさん@ピンキー :03/04/17 16:58 ID:i6axxTIj
 亀頭に唇が軽く触れただけだったが、絶頂寸前で一番敏感になった部分を責
められて、快感が一気に弾ける。
「あぁぁぁっ、どいてぇっ!」
「え?」
 シンジの絶叫を聞いて、ヒカリが口を離す。その顔へ、ペニスから精液が浴
びせられる。
「きゃあ」
 今日だけでももう四、五回目の射精であるにも関わらず、噴出する精液の量
は多くヒカリの顔を白く染めた。
「ご、ごめん、委員長。だいじょうぶ?」
 慌てて謝るが、ヒカリは呆然していて答えてくれない。。
 と、なにかが地面に落ちる音がした。
 倒れたままの体勢で視線を巡らせると、見慣れたキーホルダーの付いた鞄が
落ちている。そこから上方に目をやると、
「アスカ――」
 アスカが、きょとんとした瞳で立ちつくしている。
 彼女は一瞬、鼻から息が抜けたような笑みを見せて、振り返ると、鞄を置き
去りにして猛然と走り去った。

 家に帰ると、シンジの荷物は全て玄関の前に投げ捨てられていた。
190 :名無しさん@ピンキー :03/04/17 20:24 ID:MXEYX7Zc
「アスカったら、もうとりつくしまもないって言うの? 聞く耳なんて持って
くれないわけよ」
 慣れた手つきでノートパソコンのキーを打ちながら、同僚の声を聞く。
「でさあ、シンちゃんと一緒にいたら殺しちゃいそうな勢いなわけ」
 まさか本当に殺しはすまい。シンジがエヴァの操縦に支障が出る程度の怪我
を負わされる可能性はあるが。
 リツコは視線をモニターから動かさずに、ミサトに告げた
「いいわよ。シンジ君、家でしばらく預かってあげる」
「あは、ありがと。まあ、アスカも二、三日もすれば落ち着くだろうし」
 それはどうだろう、と声には出さず思う。わだかまりは、時間を置いても容
易に取り除かれるものではない。むしろその大きさを広げ、修復を困難にする。
 いずれにせよ、概ね予想通りの展開になりつつある。リツコは、静かにほく
そ笑んだ。
195 :名無しさん@ピンキー :03/04/18 15:51 ID:Y1agpDWu
 どうにか部屋に荷物を運び終えて、シンジは一息ついた。
 リビングに戻り、リツコに礼を言う。ミサトのマンションをアスカに追い出
され、他にいく所なんてなかった。
「ありがとうございます、リツコさん」
「いいえ。部屋も空いていたし、ちょうどよかったわ」
 言って、コーヒーを渡してくれる。
 一口飲んで、シンジはリビングを見渡した。物がきちんと整頓されている。
もちろんゴミなんか散乱していない。
「どうしたの? きょろきょろして」
「いえ――きれいにしてるんだなって、思って」
「そうかしら?」
「初めてミサトさん家に入ったときに比べたら、そりゃもう」
「ふっ、ミサトと比べられるなんて心外ね。あれはもう、一種の才能よ」
 リツコは、珍しく笑った。
「そうですね」
 シンジも笑みを返す。
 それから、ちょっとあきらめが悪いかなと、思いつつも聞いてみる。
「で、あの……やっぱり直す方法は、ないんですか?」
「残念ながらね」
 リツコの答えは予想通りで、シンジは肩を落とした。
「ひょっとして我慢できずに、クラスの子でも押し倒しちゃったのかしら?」
 続いて出てきたリツコの言葉に、シンジはコーヒーを吹き出しそうになった。
「そ、そんなこと、するわけないじゃないですか!」
 どもりながら慌てて、否定する。押し倒しなんかはしていない。倒れたとこ
ろにのしかかられ、手伝って≠烽轤「はしたが。
「冗談よ。シンジ君に限って、そんなことはないわよね。でも、いくら立派だ
からって、見せたりはしないほうがいいわよ。年頃の子が今のシンジ君のもの
を見たりしたら、他のものになんて目がいかなくなってしまうでしょうから」
 リツコは、本当に楽しげな笑みを浮かべて言った。シンジはリツコでもジョー
ク――しかも下ネタ――なんて言うんだなと無邪気に思い、愛想笑いした。

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