403-409氏


403 :名無しさん@ピンキー :03/04/29 20:58 ID:CpdkEftD
「お、おいっ!? てめぇっ、なに考えてんだよっ……!」

すっかり上擦ってしまっている声。
イシドロが普段の強がりの凡そを失ってしまっているのを見下ろして、少女が口の端を吊り上げていた。
とんがり帽子が目元に濃く影を落とした中に、爛々と瞳がちのつぶらな目。――魔女の目。
いつもはお高くとまってやがる癖にと、それがやけに禍々しく輝いているように見える。

「くそっ、離せよ。この、でっち魔女がーっ!」
「じたばたしてもムダよぉ? 分かってると思うけど、あんたを捕まえてる蔓にもシールケが術を掛か
けてるから」

少女の黒いローブの肩に腰掛けた羽精が甲高く笑った。
確かに手足を縛ったツタは普通のものではなかった。いくらイシドロが子供でしかないとはいえ、これ
だけ暴れてもびくともしないのはおかしい。そもそも、大の字にされて地べたに捕まえられているのも、
この植物どもがしでかしたことだ。虫を捕まえる植物なら聞いたことがあるが、人間に襲い掛かって巻
きついてくるツタなど、“パケモン”の類でなければ胡散臭い魔術の仕業でしかありえない。

「だいたいあんたにも悪い話じゃないのに。“まだ”なんでしょ? いい機会じゃなーい♪」
「うっ、うるせー! そいつみたいなお子ちゃまと一緒にすんなっ!」
「あら? ケーケン済みだって言うの? あんたがぁ……?」
「うっ、うるへー!」

口でどう言おうとも、カッと染まった顔を見れば一目瞭然だ。

404 :名無しさん@ピンキー :03/04/29 21:00 ID:CpdkEftD
「良いでしょう」

羽精とイシドロの言い合いを他所に、ごそごそとローブの下で何かを探していたシールケが声を挟んだ。

「正直、あなたのような未熟な方ではと思っていましたが、意外に経験豊富そうで助かります」

ちっぽけな肩から釣鐘のように羽織っていたマントを、ずるずるとそこらに脱ぎ落とす。
トスと杖捻じ曲がった杖も地面に突き立てて置いて、イシドロを中心にした円陣に足を踏み入れる。

(やべぇ……)

準備とやらは終わってしまったようだ。
いよいよ焦り出したイシドロから、ツタが動き回って服を引き剥がす。
口汚く罵りながら何とか抵抗しようとするのだが、戒めはビクともせず、瞬く間に素っ裸にされてしまう。ズボンに至ってはシールケ自身の手で脱がされてしまった。

「……ふ」
「あっ、てめっ! なに笑ってやがる……!」

『チクショウ!』と半泣きになったイシドロのそこに、シールケは一見いつものお澄まし顔で――しかし、
確かに唇を歪ませていた。

405 :名無しさん@ピンキー :03/04/29 21:01 ID:CpdkEftD
「まだコドモだもんねー。気にしなくって良いんじゃない?」
「うるへー!」

だいたい何だとイシドロは喚いた。

「迷信だ偏見だとか言ってたくせに、てめぇのやってんのは邪教のヘンタイ儀式まんまじゃねーかっ!」
「ふふふ。真実を見ようともしない盲いた人達の言うことですけど、たまには例外もあるものです」
「言い伝えにも原型ってやつがあるのよん。魔女が悪魔と交わるってのも、まんまホントのことじゃな
いけどねー」

その間にもイシドロの体には、シールケが取り出した怪しい軟膏が塗り付けられていく。
大人よりも小さなのは自分と同じだが、しかしやわらかいてのひらだ。冷たい軟膏をヌルヌルと塗され
ていくと、それは、くすぐったいだけではなかった。

406 :名無しさん@ピンキー :03/04/29 21:03 ID:CpdkEftD
「っ、くっ……」
「気持ち良いでしょん? まぁ、麻薬みたいなもんだしね」
「だ、誰が……! いい加減やめろっつってんだろッ! この、ヘンタイ魔女! てめーなんか、下手
っくそだからよっ、全然ヨクなんかねーんだよ!」

――嘘だった。
さっきからもう……頭の中はシールケの手が這い回る感触だけになってしまっている。
ひんやりとした手のひらに、胸や腹を揉まれるようにされるのは、今までに知らなかった感触だ。
……そう、今まで誰も、そんな優しい手で触ってくれたことは無かった。もう少しだけ、もっと……と、
浸りそうになる。

(……!? 冗談じゃねぇっ!)

そんな情けない真似が出来るか、こんな半人前のちびガキに負けるかよ! と、それだけで歯を食い縛っ
てみせる。
――食い縛って我慢しようとしている時点で、実際にはシールケ達がほくそ笑むばかりになってしまって
いたのだが。

「けっこー良い筋肉付いてるわねー。割と嬉しい? シールケ」
「経験豊富だそうだから。……意外と持ってくれるかも」

くすりと囁き交わす。その目はイシドロが言葉とは裏腹になってしまってる部分に注がれている。

407 :名無しさん@ピンキー :03/04/29 21:04 ID:CpdkEftD
「……くっ、やめろってんだよ! ヘタっ! へたっぴっ! うぁあ……!」

ふにと包み掴んで、声を上げるのを面白がる手つき。
途端にイシドロの声は言葉の体を為さなくなった。ああ、ああと、シールケの手のままに悲鳴を上げる。
そんな様を、幼い魔女と羽精は『初々しいわねー』と楽しみ、イシドロは屈辱に打ち震えていた。
必死に抗おうとするが、敏感になり過ぎている。そのほっそりとした指で巻かれているのが、さながら
自分の体を人形に変えてしまったかのように容易く支配し、喘がされている。

(くっ、くそぉぉ……!)

不覚にも目尻に涙が滲んでしまっていた。

 ◆ ◆ ◆

「そろそろ行っとく?」
「ええ」

シールケは、すっかりと勃ち上がってしまっているイシドロから手を離し、ゆっくりと立ち上がった。
見下ろす顔は、そっぽを向いている。まるで、好きにしろとやけになっているみたいに。
それでもまだ息も上がったままなのは隠しようがないし、しかめっ面を作って見せても……でも、泣い
てしまった目の赤さも誤魔化せていない。

(強がって見せても無駄なのに)

408 :名無しさん@ピンキー :03/04/29 21:04 ID:CpdkEftD
あの小憎ったらしい、低脳のサルとバカにしている男の子。
しかし何故か、そうやって震えながら意地を張っているのを見るのはシールケの胸を躍らせる。
口ではなんと言ってみせても、牡の浅ましさをピンと示してしまっている股間は、結局のところ自分に
続きをと媚びているのだ。もっと気持ち良くして欲しいと、そこはとても正直に。

(そうよ。あなたのようなおバカさんは、私の言うとおり素直にしていればいいの)

「御師匠様の用意してくださったゴーレムほどと要求するのは無理でしょうが……」

ローブの裾をたくし上げる。

「てめっ、何で……いきなり下がハダカなんだよぉ……」

やっぱりヘンタイだ等と憎まれ口を叩いているが、めくって見せた下腹に熱心に目を注いでいる。その
ギラギラとした視線がまた、見られているそこを熱くさせた。
もう濡れてしまっているのが分かっただろうか? 息を呑んだ様子。ちらと顔を下に向けると、子供の
くせにすっかりと興奮していた。

(何だかんだと言っても、結局は私の思った通りにしてしまうのよね)
 
単純なやつと嘲りをくれてやる。

409 :名無しさん@ピンキー :03/04/29 21:05 ID:CpdkEftD
「なるべく長く頑張ってくれると助かりますから」
「お、おい……止せよ……」

――嘘ばっかり。
喘ぐようにして声を搾り出す。その目はシールケがことさらに指で開くようにしてやった脚の付け根に
釘付けだ。

「うぁ、あ……」

ゆっくりと腰を下ろし、先端を入り口に含ませたところで指を離すと、イシドロが悲鳴のような小さな
声を上げた。
押し広げていたのが元に閉じたのに挟まれて、唇に似たシールケのその器官のやわらかさ、きつさを知
ったのだろう。
やっぱり女など知りもしない子供なのだ。
これからを知ったら、どんな情けない声を上げるだろうか?

「では、儀式をはじめましょうか」
「や、やめっ……!?」

それだけで背をいっぱいに仰け反らせる上に跨りながら、シールケはイシドロを深く飲み込んでいった。

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